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車の維持費は年間いくら?内訳と今日からできる節約の考え方

公開: 2026-07-18 / 更新: 2026-07-18

車を持つと、車両価格のほかに毎年さまざまな費用がかかります。この記事では維持費を「毎年ほぼ必ずかかる固定費」と「使い方で変わる変動費」に分けて整理し、どこから見直すと効果が大きいかを解説します。

維持費の全体像

車の維持費は大きく次の2つに分けられます。

  • 固定費 — 乗らなくてもかかる費用。自動車税(種別割)、自動車重量税、自賠責保険、任意保険、駐車場代など
  • 変動費 — 走った分だけかかる費用。燃料代、高速道路料金、消耗品(タイヤ・オイル・バッテリー)、車検・点検の整備費など

固定費の内訳

自動車税(種別割)

毎年4月1日時点の所有者に課税される税金です。自家用乗用車は排気量で税額が決まります。2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の年額は次のとおりです。

総排気量年額
1.0L以下25,000円
1.0L超〜1.5L以下30,500円
1.5L超〜2.0L以下36,000円
2.0L超〜2.5L以下43,500円
2.5L超〜3.0L以下50,000円

軽自動車(自家用乗用・2015年4月以降に新規検査を受けた車)は年額10,800円で、普通車より大幅に安いのが特徴です。なお2019年9月30日以前に登録した車は旧税額が適用され、また新車登録から13年を超えると重課(税額の上乗せ)があります。税額は制度改正で変わることがあるため、最新は総務省や自治体の案内で確認してください。

自動車重量税と自賠責保険

どちらも車検のタイミングでまとめて支払う費用です。重量税は車両重量0.5トンごとに税額が上がる仕組みで、エコカー減税の対象かどうかや経過年数でも変わります。自賠責保険はすべての車に加入が義務付けられている強制保険で、保険料は定期的に改定されます。いずれも金額は車種と時期で変わるため、車検見積もりの内訳で確認するのが確実です。

任意保険

自賠責でカバーされない対物・車両・自身のケガなどに備える保険です。保険料は年齢・等級・車種・補償内容・運転者の範囲で大きく変わり、年間数万円〜十数万円と幅があります。固定費の中では数少ない「自分の工夫で下げられる」費用で、見直し効果が出やすい項目です。

駐車場代

自宅に駐車スペースがない場合は月極駐車場が必要です。相場は地域差が非常に大きく、地方では月数千円、都市部では月2〜5万円以上になることもあります。年間では維持費の中で最大の項目になりうるため、住まい選びや車の持ち方(カーシェア等)の判断材料になります。

変動費の内訳

  • 燃料代 — 走行距離と燃費で決まる最大の変動費。たとえば年1万km・実燃費15km/Lなら年間約670Lの給油が必要です
  • 車検・法定点検 — 車検は新車で初回3年、以後2年ごと。法定費用(重量税・自賠責・印紙代)に加え、点検整備費と交換部品代がかかります
  • 消耗品 — タイヤ(数年ごと)、エンジンオイル、バッテリー、ワイパーなど。まとまった出費になりやすいのはタイヤとバッテリーです
  • 高速道路料金 — 利用頻度次第。ETCの各種割引の対象になるかで差が出ます

節約は「効果が大きい順」に考える

維持費の節約は、金額インパクトの大きい順に手を付けるのが鉄則です。

  1. 車の選び方を見直す(最大効果) — 排気量・重量が小さい車ほど税金は安く、燃費も良い傾向。軽自動車・コンパクトカーへの乗り換えは固定費全体を下げます。走行距離が少ないなら、カーシェアやレンタカーとの総額比較も有効です
  2. 任意保険を見直す — 補償内容を揃えて複数社を比較すると、同条件でも保険料に差が出ることがあります。運転者限定や車両保険の免責設定も保険料に効きます
  3. 車検は複数の見積もりを取る — 法定費用はどこで受けても同額ですが、点検整備費と部品代は業者で差が出ます。ディーラー・整備工場・車検専門店で内訳を比べましょう
  4. 燃料代は運転と給油の工夫 — 急加速・急減速を避ける、タイヤ空気圧を保つ、割引のある給油方法を使うなど、小さな積み重ねが効きます

まとめ

維持費は「税金・保険・駐車場」の固定費と「燃料・整備」の変動費で構成され、合計すると軽自動車でも年間数十万円規模になるのが一般的です。まず自分の車の維持費を一度書き出して全体像を把握し、金額の大きい項目から見直すのが最短の節約ルートです。

※税額・保険料などの数値は制度改正や料率改定で変わります。最新の正確な金額は、総務省・国土交通省・各保険会社などの公式情報で確認してください。

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